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子どもたちの「やる気」

●家で全然触っていない、やる気あるの?

先日ロボット教室で新ミドルコース導入に伴い該当の方にプログラミング用の追加キット購入のご案内をしましたが、この機会に今後の受講についてご家族で相談された方も少なからずおられた様子です。
家ではあまり取り組んでいる様子もないし、高いキットを追加購入してこのまま継続して良いのだろうか?・・・
確かに良い見直しの機会だと思います。


●家で夢中になって取り組めないわけ

私は子どもたちが時間を忘れて夢中になって欲しいと思って授業をしたり課題を与えたりしています。
授業中夢中になって取り組む姿を見ることはしばしばあります。ですが課題については家でやってくる子は半分もいません。半分以上の子は家で触っている様子がありません。
何もやって来なかった子は、「全然できんかった・・」「忙しかったから・・・」とちょっと後ろめたそうに反省とも言い訳ともとれる報告をしてくれます。
子どもたちが家でやって来ない理由は簡単です。その課題がそれほど魅力的ではなかったということです。「ロボット」は子どもたちにとって「好きなこと」のはずなのですが、子ども達にはそれぞれに事情があるようです。


①塾や習い事、ゲームに忙しい

部活や塾、複数の習い事を大人より忙しそうに駆け回っている姿が想像されます。
私もロボットを触り始めれば数時間夢中になって取り組んでいます。ですが日々の忙しさからなかなかその時間を取れずにいます。子どもたちの状況も理解できます。
友達と遊ぶことも、外で体を動かすことも必要です。中毒性のあるゲームやおもしろ動画などの誘惑も子どもたちの時間を奪っています。時間を作ることはかなり難しそうです。


②結果が出せるか不安

私が与える課題は、例えばスピードレースのように一定の成果を期待しています。子ども達に競い合ってほしいからです。ですが取り組む前から戦意を喪失して、あるいは結果を評価されることを避けているように見えます。これは彼らのプライドの裏返しで、一生懸命やって勝てないくらいなら何もしないほうが傷つかない。そういう心理です。結果はともかくそれぞれに工夫した点は褒めるようにしているつもりですがまだまだ力不足です。
低学年のうちは無邪気に改造して、その中で少しずつ経験を増やすことができているようですが、高学年になると日常的にも評価されることも多いようで、巧みにそれを避ける技を身に付けているように思われます。


●子どもたちの「やる気」はどうなのでしょう?

明らかに「やる気」を見せてくれる子もいますが、そんな子でも「やる気」には波があります。ロボットが好きなことには違いないのですが前述のような状況の中で自分が何が一番好きなのか?得意なのは何か?やる気があるのかないのか?自分でもわからないという子もいると思います。今回受講を継続するか?ご家族で相談した際も「どっちでもよい」、「お母さん決めて」など自分では決められない子もいます。
後から「自分で決めたんでしょ・・・」と言われるのも嫌なのかもしれません。


●今私たち大人がするべきことは?

上記のような子どもたちの状況に「うちの子は困ったもんだ」と子どもたちを責めてよいのでしょうか?
これらの状況を作ったのは私たち大人です。インターネットや学校など、子どもたちは私たち大人が作った社会の中で生活しています。生まれ育った地域や家庭も親である私たちが与えたものです。
学校や塾、習い事に預けっぱなしでなく、子ども達の様子に気を配り、必要な対応をしなくてはなりません。

ゲームなど制限すべきものは制限し、習い事など絞り込むべきものは絞り込む、本当に好きなことかどうか子どもを信じてゆっくり待つ覚悟も必要です。子どもたちと話し合う中で今一度子どもたちの本音を引き出し、大人である私たちの責任と今するべきことについてじっくりと考えなくてはなりません。

創遊の樹 代表 片岡康平
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創遊の樹(そうゆうのき)

Author:創遊の樹(そうゆうのき)
名古屋市緑区鹿山
子どもたちの生きる力を育む、教室の様子や、木のおもちゃ、工作キットなどを紹介します。

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