【体感!造形キッズ yori】「観察して描こう!」
梅雨に入りましたが、子どもたちは雨をものともせず、元気に教室に入ってきます。
そして、机の上に出されたものを見て、即座に
「先生、今日は絵を描くの?何描くの?」
と大きな声が響きます。
今週の造形教室は、苦手な子もいる絵画です。
「はてな」コースの子達は、毎年登場の「亀」です。

目の前の亀にみんなは釘づけ・・・


鋭くとがった爪を出しながら、ゆっくりと進んでいくところ、
餌を近くに落とすと、ゆっくり近づいて
裂けたような口を開けて、パクッとたべるところ・・・。
様々な動きや体の構造を観察します。


そして、みんなそれぞれに、亀の特徴を捉えて、
素敵な絵が完成しました。



「ぼうけん」コースの子達は、今回は「キジ」です。
生きているキジは無理なので・・・笑 剥製のキジが出てきて
それでも子どもたちは、驚いていました。

いざ、描きだそうとするとどこから描いていいのか子どもたちは迷っていました。
そして、先生の方からだいたいの描き始めや
頭や体の大きさのバランスなどを、説明していました。

すると、子どもたちはだいたいのキジの全体をとらえてくると、
今度は顔の部分、羽の部分、しっぽの部分、足の部分と
事細かに見ながら描いていきます。


観察をするという行為は、これから先の勉強にもすごく重要になってきます。

観察をする ⇒ 興味がわく ⇒ 詳しく知ろうと研究する ⇒ 己の知識となる
ただ単に、記憶する、覚えてるだけでは、そのうち忘れていきます。
物事の理屈や成り立ち、感動や納得が伴ってこそ、本人の知識として蓄えられるのです。
その為の、集中力や観察力は大切だということを知ってほしいな…と先生から
子どもたちに伝えたかったそうです。

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